2022年6月29日
コン!(ちわっ)、葉きつねです。
アクアリウム仲間を増やしたいのですが、
友人に聞いてみても設備が多くて初心者に優しい趣味ではないようです。
今回のテーマ
今回は少しでも興味を持ってくれたアナタに向けて、
始めやすい小規模なアクアリウムを紹介していきます!
そもそも部屋が魚臭くなるんじゃ?とか、
魚より猫飼ってるから、と言ったように興味がない人への記事はまた今度書きます。
尻込みする理由は大体こんな事が予想できます。
・お金がない人
・設置場所がない人
・何を準備したらいいか分からない
→これはサイドバーのリンク集「始めようか迷ったらこの記事」で解決出来そう
・地震が心配
→これは別で地震対策について別で記事を書く予定です。
では上の2つを想定して順番にみていきますよっ!
※時間のない人は目次から各見出しに飛んでナナメ読みしてくださいっ!
お金をかけたくない!
設備の購入費が最初に結構かかります。
そして設備を動かすのに電気を使っているので電気代という維持費もかかります。
※1:これは60cm水槽をベースに算出したものですので、90~120cmの大型水槽になってくると消費電力の大きなものを使うので変わってきます。
※2:後述する小型の20cm水槽用にサーモヒーターなんかは50Wも記載
こうしてみてみると冬のヒーターが大きな割合を占めています。
ランニングコストをかけたくない場合はヒーター無しで始められるやり方が
あるのでぜひアクアリウムをやってみて欲しいです。
何をやりたいかによって必要な設備が変わるので、
やりたいコト別で紹介していきま~す。
色々調べてみたのですが、設備が少ないと始めやすい代わりに難易度も上がります。
生き物を扱う訳ですから、ここでは「簡単に始められますよっ」とは言いません。
アナタにとって始める障害となりえるコトが少しでも問題解決できる方法をご紹介します。
ですが、愛でる観賞魚や水草へ愛情ある飼育をお願いします!!
そして、覚悟を持って頂いた方は友達になりましょう☆(≧▽≦)
フィルターは不要?
フィルターは水換え頻度を多くすれば不要にも出来ます。
水量の少ないボトリウムとかビオトープ(15L以下)なら
水換えが簡単なので週3回くらい水換え出来るなら不要だと思います。
(観賞魚の数と水量によって水の汚れ具合が変わるので参考程度に)
水草水槽にフィルター要るの?
水はフィルターがないと溜めたままでは腐っていきます。
ただ、水換えを頻繁に行えば新しい水が入ってきて交換されるので腐らない。
つまりこちらもボトリウムやビオトープ同様、水換えするなら不要です。
どちらかというと苔対策で水換えすることになるので水量が少ないなら
水換えが簡単なのでフィルターは要らないかもしれません。
後述でも勘違いしやすいのでご注意を。
葉きつねはフィルター設置派
そんなこと言って僕はフィルター付けるタイプです(笑)
水換えをまめに継続して出来る自信がないので
フィルターで少しでもサポートしてもらいます。
(だから油断して水換えをさぼったりするってのもありますが)
⑴1,400円で始められるベタ飼育!
もっとも費用を抑えるなら、【ベタを金魚鉢で飼う】です。
ベタは観賞魚として美しいですし、肺呼吸も出来る珍しい魚です。
つまり、エアポンプが無くても何とかなる唯一の観賞魚なんです。
注意点
ただし、糞尿などで水は汚れるので水換えは毎週確実に必要になります。
水温変化に弱い魚なので慎重に丁寧にやってあげてください。
水が汚れやすい夏場は3日に一度くらい換えてあげたいところ。
冬場は熱帯魚ですのでヒーターが必要。
ボトルなど小さな瓶で飼育するならパネルヒーターを敷くのがおすすめ★
これなら通常の水槽に入れるセラミックのヒーターより電気代は安いです。
ベタにとっては過酷な段ボール生活
勿論、生き物のことを考えるなら後々はしっかりした設備に変えてあげたいところ。
魚にとって過酷な環境ではありますから。
人間にしてみれば、狭いアパートを毎日お引越しする生活で
雑踏の中でビクビクしながら生活している状態でしょうか。。
最初は100円ショップで売っている金魚鉢でも良いですが・・・
お金がもう少し出せるなら小さな水槽を買いましょう。
金魚鉢ではプラスチックですし、かなりチープでダサいです。。
20cm水槽とか2000円以下で購入できるものもありますから。
水量が増えると水質が安定するのでベタにとってもリスクが減りますしね☆
設備が少なく済むのでおすすめの観賞魚ですが、
やはり生き物なので飼育するなら十分に知識をつけてくださいね☆
ベタに関して詳しいサイトをご紹介しておきます↓
購入するもの一覧
<観賞魚>
・ベタ ¥1980
お店や個体によって異なりますが相場を記載
<設備一覧>
・金魚鉢 ¥110
100円ショップで購入
・ハイポ(水道の塩素除去剤) ¥400
・ベタの餌(合成飼料) ¥500
・パネルヒーター ¥2,000~
<メンテナンス>
・餌やり
・毎週1/3を換水
<電気代>
50円
※参考※
パネルヒーター はこんなもの↓
⑵最低限の維持費で始めるメダカ飼育
適応水温の幅が広いメダカ、グッピー等を飼えばヒーターが不要になります。
維持費で一番高いのはヒーターですので維持費の大半を減らせます。
(先程紹介したベタでもいいですね)
しかし、メダカはベタと違って数匹で飼うほうが栄えるのですが代わりに
水が汚れやすくなるのでフィルターが必要になってきます。
同じような観賞魚にアカヒレ、グッピー、プラティ、モーリー等がいますので
好みでセレクトしてください。
エビも苔をツマツマ食べる姿が可愛いですよ☆
購入するもの一覧
<観賞魚>
・アカヒレ
・メダカ ¥200
・グッピー
・プラティ
・モーリー
・ミナミヌマエビやビーシュリンプ等
<設備一覧>
・金魚鉢 ¥110
100円ショップで購入
・ハイポ ¥400
・合成飼料 ¥500
・エアポンプ ¥550~
・エアストーン ¥110
・エアチューブ ¥400
・スポンジフィルター ¥1,480~
<メンテナンス>
・餌やり
・毎週1/3を換水
<電気代>
毎月60円程度
※参考※
スポンジフィルター はこんなもの↓
⑶水草水槽が楽しみたい
こんな水景作ることが目的で水草だけならヒーターもエアポンプも要りません。
しかし、苔との戦いになります。。
水換えするか、フィルターに頼るか
苔は頻繁に水換えしながら照明の照射時間や液肥の調整をすれば、
繁栄を防げますが、これがめんどくさいなら
ヌマエビを入れれば勝手に食べてくれるので楽になります。
しかし生体を入れるとなるとエアポンプ、フィルターが必要になってきます。
個人的にはエビが手間なくていいです☆
葉きつねは水換えの手間より設備投資派!
照明はパワーのある物を選ぼう
植物は光が必要です、安物だと光量不足で元気が無くなることも多いです。
熱帯魚飼育は鑑賞用にライトを付けるので安いもので良いのですが。。
購入するもの一覧
<生体>
・ミナミヌマエビ
<設備一覧>
・20cm水槽 ¥2,980
・ハイポ ¥400
・エアポンプ ¥1,500
・エアストーン ¥110
・エアチューブ ¥400
・外掛けフィルター又は底面フィルター ¥1,200~
・LED照明 ¥5,000~
<メンテナンス>
・毎週1/3を換水
<電気代>
毎月300円程度
※参考※
外掛けフィルターはこんなもの↓
底面フィルターはこんなもの↓
⑷熱帯魚が飼育したい
こうなってくるとフル設備が必要になります。
熱帯魚飼育で日本の冬を越すにはヒーターが要ります。
そして一番維持費でかかるのはヒーターです。
ただ、このヒーター自体も水量によって大きさがありますので
20Lとかの水量の少ない水槽にすれば消費電力が抑えられます。
そしてフィルター設備も20L程度なら安い外掛けフィルターなどでも十分です。
電気代が気になる人は水槽を断熱材で覆ったりすると
ヒーターが作動する時間を減らせるので節電になりますよ☆
購入するもの一覧
<観賞魚>
・熱帯魚(なんでも飼えます)
<設備一覧>
・20cm水槽 ¥1,980~
・ハイポ ¥400
・合成飼料 ¥500
・エアポンプ ¥1,500
・エアストーン ¥110
・エアチューブ ¥400
・外掛けフィルター又は底面フィルター ¥1,200~
・LED照明 ¥2,000~
・ヒーター50W ¥1,000~
<メンテナンス>
・餌やり
・毎週1/3を換水
<電気代>
毎月700円程度
※真冬の最大費用
※参考※
小型ヒーターはこんなの↓
⑸水草も熱帯魚も楽しみたい
⑷との違いは水草が伸びますし、水草育成で水景を楽しみたいと思うので、
少し大きな水槽の用意が必要になります。
熱帯魚がいますので⑷と同様にフル設備が必要です。
⑷でも記載したように水量を少なくすれば電気代が安くなりますので
節約した小型水槽でも考えましょう。。
熱帯魚や水草の数にも拠りますが、
熱帯魚を10匹、水草を前景草+有茎草を3種くらいで楽しみたいなら
僕だったら30cmキューブ水槽を用意しますかね☆
購入するもの一覧
<観賞魚>
・熱帯魚
<設備一覧>
・30cm水槽 ¥3,200~
・ハイポ ¥400
・合成飼料 ¥500
・エアポンプ ¥1,500
・エアストーン ¥110
・エアチューブ ¥400
・外掛けフィルター又は底面フィルター ¥3,480
・ヒーター100W ¥1,500~
<メンテナンス>
・餌やり
・毎週1/3を換水
<電気代>
毎月1200円程度
※真冬の最大費用
設置場所が無い!
水槽は場所を取ります。
特に外部フィルターは見栄えも悪く、それを隠すための水槽台が欲しくなるかも。
そんなアナタには花瓶程度のスペースで設置できるボトリウムをおススメします☆
⑹ボトリウム
魚だけ飼育したいなら「おかねをかけたくない!⑴」でもいいと思います。
ただ、こちらのほうがオシャレなガラスボトルを使うので金魚鉢よりオシャレです☆
水草も育成出来ますが狭いので伸びるとすぐに何も見えなります。
観賞魚も複数の熱帯魚は過密過ぎて危険です。
ですが、とても始めやすいやり方です。
まずは観賞魚3匹、水草1種類くらいから挑戦してみてほしい。
購入するもの一覧
<観賞魚>
・熱帯魚(電源が取れるなら)
・メダカ、グッピーや赤ヒレなど低温飼育可能な魚
<設備一覧>
・ガラスのボトル
・ハイポ ¥400
・合成飼料 ¥500
・LED照明(デスクライト等) ¥1,500~
<メンテナンス>
・餌やり
・毎週1/3を換水
メンテナンスが面倒!
植物だけなら水が汚れにくいのでメンテナンスで最も面倒な水換えが不要です。
ただ、水草が育つためには液肥する事になるので苔との戦いになります。
「おかねをかけたくない!⑶」と同じですね。
苔を避けて植物を育てるなら⑺で紹介しますがビオトープって手もあります。
水位を下げて、水面から数センチ高い位置で水上葉を展開して育てれば
苔は生えにくくなります。水草のハイドロカルチャーってやつですね☆
または、下の写真のように水耕栽培もおすすめです。
もうアクアリウムじゃないかもしれませんが(笑)
僕は亀水槽と連結させて水やり不要にしており、これは結構楽ですよ。
別に魚は要らない!植物が好きなだけ
「おかねをかけたくない!⑶」でもいいんですが、ビオトープをオススメします☆
だって別に横から鑑賞する必要ないですもん。
植物は上からも楽しめますからぜひビオトープにして小さな庭園を楽しんでください♪
魚がいないなら上述したようにメンテナンスもほとんどありません。
⑺ビオトープ
水深を浅くして水上葉も育てると涼し気な小さな池が作れます。
もし観賞魚も入れるならメダカが一般的なのでヒーターは不要となりますが、
エアポンプが必要です。
(フラッと立ち寄った都内のアクアリウムショップ”ペンギンビレッジ”さんで撮影)
購入するもの一覧
<観賞魚>
・メダカ
<設備一覧>
・ガラス瓶
・ハイポ ¥400
・合成飼料 ¥500
注意事項おさらい!
①水換えはフィルターがあっても週に一度は必要
ここは知識を付けてもらいたいです。ぜひ
こちらをご参考にしてください。
②フィルターがない場合は2日に一度
止水域では水は自然と腐ります。
フィルターやエアレーションがあれば腐らなくなりますが設備がない場合は
水換えをしましょう!水換え方法については
こちら
③魚がいるなら水換えは水量控えて丁寧に!
pHショックや水温変化を避けて。
④ヒーターが無いなら室内で!
15℃以下になるようなら発泡スチロールで保温してあげたほうが良いです。
魚にも拠りますが大抵の魚は熱帯魚で低温に耐えられません。。
今回は興味あるけど、始められない人に向けてご紹介してみました。
僕もボトリウムとかビオトープは、部屋に場所が出来るので
やっていこうと思うので製作報告もしていきますね☆
(今回は写真が無くてTwitterのフォロワーさんやECサイトを引用させて頂きましたっ)
コンコーン!(ばいばーい)
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