水草と苔の保管はどうしてますか?保管方法としてストックシステムを製作した苦労話を聞いてよっ!!

2022年6月29日

コン!(ちわっ)、葉きつねです。
水槽を新しく立ち上げたり、苔リウムをやりたいな~と思った時に
過去の余った水草や苔が勿体ないなぁ~と思ったことありませんか?
そしてその時余った欠片も、今まで育てていれば茂るくらいに
沢山になっていたんじゃないかなぁ~とか思いませんか?
そこで昨年からどういった環境なら簡易に水草や苔を育てられるか
実験していました。結果としては水耕栽培がリスク少なくて良いと結論づいたので今回その水耕栽培システムをストックシステムと名打って製作報告をしようと思います。
今回読んで欲しい人
——-
・水草や苔を保管したい人
・循環水槽を自作したい人
・生体なしの水草水槽を始める人
——-
過去の実験についてはコチラ(水草/苔でそれぞれあります)↓

過去の実験から水耕栽培の安定に着目!

水草水槽じゃダメなの?
通常の水槽は水換え頻度が高く、更には水温管理・溶存酸素量・水質など
全体バランスの変化要素が多く熱帯魚などは病気もあるので管理難易度も立ち上げコストも高くなります。
そこでミスト式栽培を実験しました。
  ↓↓↓
ミスト式栽培は活着にはいいが、水カビとの戦いになる
出来ないことはありません、設備も大変少なくなるのでコストもかからない。
しかし、湿度管理がシビアで夏・冬でも換気頻度が変わりますし換気のために
蓋の開け閉めが必要になります。
じゃあ水耕栽培はどうだろう?ということで更に実験してみました。
  ↓↓↓
水耕栽培は放置出来てGOOD!
コストはかかりますが水を循環させて、
根を浸ける(苔は1mmが触る水位)ことで放置出来るコトがわかりました。
ミスト式だと換気で蓋開けたり閉めたりする必要がありましたが
これならバクテリアに一任できます☆
また、熱帯魚もいないので水換えも不要です。
代わりに設備として水中ポンプが追加になりますが、
購入費2000円弱ですしランニングコストの電気代も大したことないです。
<ミスト式とは>
本来は水槽立ち上げ時に前景草などの水草を底床に活着させるための方法です。
水中だと浮力や生体が触って抜けてしまうのを防ぐために、水槽内に底床を敷いたら
水草を植えて乾燥しないように密閉して数週間育てます。
こうすることでソイルや砂利に根を張ってくれるので抜けなくなります。
そうして充分活着してから飼育水を入れます。
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これは僕がミスト式栽培を試した時の写真です。
両サイドはガラスの蓋を上から置いてます。真ん中はサランラップをかけて密閉。
少しわかりにくい写真でスイマセン。。
<水耕栽培とは>

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いくつも種類がありますがシンプルなシステムだとコレになります。

水栽培とか水上栽培っていうのもありますが、これは養液が無い場合のコトです。
ハイドロカルチャーとかアボガドの水耕栽培などは厳密には水栽培です。

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水草には光量が必要なので広く、浅い栽培ケースを!

水草に要求される要素は照明、液肥。
水位は低くても問題ありませんが、光が満遍なく当たるように
広いケースを用意しました。
水耕栽培の注意点
飼育水が出来ていないと油膜や茶コケが発生します。
充分に飼育水を作り上げてから水草を入れてください。
水草だから水を汚さないかと思ったのですが、
元々水には汚れがあり、飼育水が出来上がるまでは水草で水流が止まり、
油膜まみれになりました・・・。
立ち上げ時の水草栽培ベッド↓

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やたら飼育水が茶色いのは液肥を投下した影響と思われる。

苔には安定した湿気を湿原エリアで確保!

苔は水草とは逆で照明は殆ど要りませんが、湿度が必要です。
ほんとはミスト式の環境がベストなんですが換気が面倒なので、
実験結果からも水耕栽培出来ることが分かっているので組み込んでみました☆

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水草栽培ベッドと苔の湿原ケースを連結!

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このように照明を遮らないように上下に配置して、配管を分岐させて

水を供給します。
ひとまず水草栽培ベッドだけで組み上げてみました。

工作中の作業風景

水草栽培ベッドを作ります
幅700mmの浅いケースが見つけられず、100均のクリアケースを6連結しました。
①クリアケース6個に合計10か所 穴あけします
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②クリアケース同士をシリコンで接着します

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クランプでしっかり固定して半日乾燥させました。

③6個を連結して排水パイプ、給水パイプを塩ビVP管で用意
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水を流して最終確認!(ここから苦労話・・・)
ん?おいおい・・・
1個目のクリアケースから水が溢れそうになってる。。
直径28mmの穴ではコンパクトオン600(水中ポンプ)の供給量が多すぎて、
流しきれていない模様。。。
仕方ないのでコンパクトオンに接続された塩ビ管を外し、
ティポイントという分岐パイプを接続してエアチューブ8本で調節することに。
まず、2本のエアチューブは折り曲げてタイラップで締め上げて
排水出来ないようにする。
全然だめっ!
更に2本のエアチューブをタイラップで止水。
まだだめだ。。
残る4本のエアチューブのうち、半分の2本の排水先をケース何個かパスして
4つ目のクリアケースに排水させてみる。
あ、OKそうだ♪
いや、待て。。これはすごく不安。。
ただでさえ細いチューブ、、詰まったら3つのケースに入れた水草には
飼育水が供給されなくなるよね。。

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流量と水流の速度の読みが甘すぎたっ

水理計算は設計段階で難しすぎて断念・・・そのまま何も考えていなかった。。
とりあえずやってみる! !の精神では成功なのでは?
前向きに捉えて、塩ビ管を元通りにしてバルブをつける案に変更。
<バルブとは>
開け閉めの弁がついており、コックを回すと開閉が可能。
これを塩ビ管の途中につけることで水量を調整できるようになる。
(少しポンプには負担を強いることになるけど)

完成したシステム

そんな試行錯誤を1か月くらい、週末に繰り返していましたが
何とか完成したのがコチラ↓

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一番上の平たいケースはホームセンターで見つけた1500円くらいのツールBOX。

これの右側から給水し、左からオーバーフローで濾過層へ循環しています。
濾過層を通った水は水中ポンプで汲み上げられて赤いバルブコックを通って
また平たいケースの右側から排水されていきます。
<オーバーフローとは>
ケースに穴をあけて、そこにパイプを接続しており、
パイプの高さまで水位が上がってくるとパイプを通って水が穴から落ちる仕組み。
濾過層も自作
外郭はペットボトルで、
中にはリング濾材を詰めて下部に3か所水の通り道をつくった。
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水草は元気★
約一か月ほど、このままにしていますが水草は元気です! !
今は昨年買ったキューパールグラス、リシア、フレイムモスのみですが、
今年は買った水草はここにストックしていけます♪
そんな訳で今回は水草ストックシステムを立ち上げるまでの製作過程を紹介しました。
次は何を作ろうかな・・・余裕かましていると既存設備に何か問題起きるのが常。。
しっかりチェックしながら次の構想を考えますっ!
工作素人でしたが工具があれば、何とか機能を維持した形には出来ました。
見栄えは・・・まぁ、ストック水槽だし、、べつに。。
コンコーン!(ばいばーい)
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