【苔を保管・育てる方法】ミスト式と水耕栽培で育てて比較を試みた

2023年8月29日

コン!(こんちわ)、葉きつねです。

夏から秋にかけてミスト式栽培をしてカビ発生させたりして
思うように育たなかった苔たち。。
 
反省点としては換気!
 
換気の不足は水カビを発生させて苔の成長妨げになります。
ですが、なかなか換気する勇気が出なかった。
水不足で乾燥するのも怖かったから・・・。
でも苔って乾燥しても復活するような奴らなんですよね、、
水カビで死滅させるよりは仮死状態のほうがマシです!!
 
そこで今回は今までのミスト式で頻繁に換気をしてみるパターンと、
水耕栽培に挑戦してみました☆
 
前回の記事で水草は水耕栽培実験をして成功していますが、
今回は苔編ということで2か月半ほどの経過観察をご報告します。
 

実験方法

①ミスト式栽培(換気多めパターン)
これまで使っていたケースをそのまま使い、上からサランラップをして密閉します。
砂が湿ってきたら換気して蒸発させます。
真夏を過ぎた10月という時期なので、そこまで蒸れませんので
いい結果が出るんじゃないかと思います。
 
②水耕栽培
プラスチックケースに無造作にホソバオキナゴケをブッコミます。
(ホソバオキナは元から無造作ヘア)
苔なので維管束を持っていませんから、水は毎日しっかりと
苔全体が湿るようにケースの底に水が溜まるくらい注水します。
毎朝、古い水は捨てて新しい水を水道蛇口から給水していきます。
 

経過日記

2020年10月6日
①ミスト式栽培
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前回までの実験でミスト式ケースが大きすぎて乾燥気味だった可能性を考えて、この小さなケースで実験します。前回は左右のケースで砂の高さを変えて水カビ発生の違いを実験したりしていました。

故に今回もその高さによって違いが出ないか含めて見守っていきます。

②水耕栽培
右下がホソバオキナゴケ
この後、水道水入れて薄く水面引いてます
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1ヶ月後(11月4日時点)

気温も平日仕事中の9時-19時以外はエアコン付けてないので15℃前後、あまり元気の出る気温じゃなくなってきた。

①ミスト式栽培

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左のケースは半分くらいが薄茶色で枯れていたと思っていましたが、なんと復活しました!!

②水耕栽培

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左側の黄色くなった苔は後から追加して、復活を期待しています。。
右端の元々植えていたホソバオキナゴケは完全に復活して緑も綺麗。

2020年12月22日時点

①ミスト式栽培

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うん、いい感じ。やはり敵は水カビのようです。

②水耕栽培

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なんと、枯れていた左側も緑色に復活!!苔の強さを感じます。。

 

実験結果

換気をしたミスト式栽培も水耕栽培も成功と言えるんじゃないでしょうか?
気温も15℃以下に下がってきた時期ということもあるかもしれませんが。
 
苔の大敵は水カビ。そして蒸れると溶ける。
その点、水耕栽培していれば水不足にもならないし、
カルキ入りの水道水を入れているせいか水カビも発生しにくい。
栄養も要らないので液肥も不要です。
 
よく雨上がりに道端で見かける苔たちは
雨水の溜まる、水はけの悪い風通しの良い場所に生えています。
似た環境を水耕栽培で創れるんじゃないでしょうか。
問題は水没しない高さを作れるかどうか。
 
よし、水草と合わせて水耕栽培装置を製作始めようと思いますっ!!
光量の要る水草は上部、要らない苔は下部で水を循環させた水耕栽培システムを
構築していきます☆
 
また制作過程含めて報告していきたいと思いまーす。
ではコンコーン!(ばいばーい)
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